Icahn Enterprises (IEP)
IEPのメモ
Ichan Enterprisesの概要
Barkshare (BRK)のBuffetと似た事業形態であるが、Buffetよりも新しい技術に積極的（PayPal, Lyftへの投資）であるし、Activeに投資するのが特徴。
また、Carlはトランプと仲が良く、彼のカジノを保有しているし、恐らく経済政策面で助言を与えている。
Ichan Enterprisesの株価推移
二度の株価急騰、暴落を経験しているが、過去20年の成績はBRK、SPYよりはるかに高い。
また、配当金は2010年以降大幅に増加しており、近年は10%以上継続的に提供している。これは傘下の企業（エネルギー関連で$3、鉄道で$1.6）が継続的に安定的に収益を出していることが大きい。
Ichan Enterprisesの事業
Icahn Enterprises LP is a provider of diversified business services in the United States. It operates its business through nine varied segments which include Investment, Automotive, Energy, Gaming, Railcar, Food Packaging, Metals, Mining, Real Estate and Home Fashion. Among these, the Automotive segment serves as the most revenue generating segment through its ownership in Federal-Mogul Holdings Corporation. Federal-Mogul is one of the leading global suppliers of components, accessories, and systems to the automotive, small engine, heavy-duty, marine, railroad, agricultural, off-road, aerospace, and energy markets.
投資先は最先端の技術重視の企業が多いが、実はコアの事業は住宅や交通、食など（要は技術開発、R&Dが殆ど要らない）ものが多い。経済の根幹を抑える事業を多く持つことが安定的な収益を出すポイントか。
Ichan Enterprisesのリスク
一番のリスクはCarl Ichanの寿命だろうか。現在82歳であり、現状運営の最前面にいるとは思えないが、トランプとの個人的な繋がりもあることから、影響は避けれないだろう。これはBuffetのBarkshareと同様の問題。
Bottom Line
10%の配当は魅力的であるが、全体的に高値圏の現状購入するかは悩ましい。ただ、IEP自体はまだ上昇の余地がかなりある。
