売買メモ -2020/05/13 -資産の退避場所がない

LAの外出禁止3か月延長、ドイツ・韓国・中国での再増加というコロナの状況、およびVIX指数の上昇をふまえて資産の売却を進める。

 

・USO、VDEの石油関連ETFを全て売った。USOは-40%、VDEは+37%と合わせて±0の損益であった。

 

・STIP (iShares 0-5 Year TIPS Bond ETF)を資産の40%購入。

資産の退避場所が無いので、消極的な理由であるが、STIPを選択した。

Fedの介入もあり、BNDやTLTは上場以来の高値を更新しているが、株式以上に割高であり、10%程度は下がることを覚悟しなくてはならない。利回りが2%前後の中、10%の下げは許容できない。

Fed量的緩和財政出動はインフレ要因であり、株式や債券などの金融資産は暴騰している。一方、コロナによる経済停滞はデフレ要因である。

この二つの要因の綱引きで、どちらが強くなるかは定かではないが、資産の中でインフレのリスクをヘッジすることを踏まえて、TIPを購入することとした。ただし、TIPも史上最高高値を更新中であるので、より短期のSTIPを選択した。

 

・連続増配株(CBSH)などは現時点でまだ売却していない。マーケットニュートラルの立場にたてば、近日中にinverse etfの購入を実施する。